「PEERS:自閉症児者が科学的に友達を作る方法」
日時:2018年12月2日(日)13:00〜16:00
場所:金沢市教育プラザ冨樫 123研修室(金沢市冨樫3-10-7-1)
講師:山田 智子氏(大阪市枚方市教育センター・臨床心理士)
講師:大井 学 氏(当会統括ディレクター/金沢大学子どものこころの発達研究センター教授)


*アンケートの内容を、当会の広報活動に利用することに「はい」の返事・・・発達障害者の方 1名

Q2)あなたが、かかわっている方について、○で囲んでください。
・ 成人 

Q3)今回のセミナーを何でお知りになりましたか。
・ 勧められて(会社の方)

Q4)セミナーに参加されて心に残った内容・疑問・感想などをご自由にお書きください。
・記載なし

Q5)今後取り上げてほしい講義内容がありましたら、お書きください。
・記載なし

Q6)今後、当会の活動に期待すること、ご意見などをお書きください。
・記載なし

*アンケートの内容を、当会の広報活動に利用することに「はい」の返事・・発達障害者のご家族10名

Q2)あなたが、かかわっている方について、○で囲んでください。
・ 乳幼児 0名 ・小学生 2名 ・中学生 1名  ・高校生  2名
・ 大学生・院生 2名 ・成人 4名   (複数回答あり)

Q3)今回のセミナーを何でお知りになりましたか。
・ アスペの会石川ホームページ 2名
・ アスペの会石川から郵送されたチラシ(メール) 2名
・ チラシ(あそび場JOJO 1名)
・ 勧められて(七尾児童相談所 1名、アスぺの会会員 2名、当事者から 1名)
・ その他( 1名 )

Q4)セミナーに参加されて心に残った内容・疑問・感想などをご自由にお書きください。
・ REERSのことを知ったことはとても良かった。以前から思春期は家族がどのように対応していった方がよいのか不安だったので、今後金沢であれば参加させたい。 (小学生 保護者:祖父母)

・ 子供達のセッションの様子のビデオを見せていただいた事で、先生のお話の内容がより理解することができました。先生もお話していましたが、将来的には学校等でセッションが実施されていくことが望ましいと思いました。金沢でもぜひREERSが広まってほしいと思いました。(小学生 保護者)

・ 大変興味深い内容でした。下の子(高校1年男子)がクラスのグループに入りづらいようなので、今日学んだことを息子に話したいと思います。(高校生・大学生 保護者)

・ うちの子の苦手な所で、相手の様子をどう感じたかを言葉にすることがあります。今日聞いた話の中で、その気づきは「相手はどんな様子か、それが分かったか」を聞くという事例が印象に残りました。まず取り入れてみたいと思いました。細かいマニュアルがあると参考になりますね。(大学生・院生 保護者)

・ 実際に科学的に友達を作る応報のセミナーかと思い、子供もつれてきましたが、どちらかというと指導者向けのセミナーで子供には重いかと感じました。しかし、何か得ることがあったらしく、参加してよかったと思います。(高校生 保護者)

・ PEERSのプログラムは、わが子に受けさせたいプログラムだと思いました。石川県でもPEERSを開講して頂けたらありがたいと思います。(成人 保護者)

・ PEERSを具体的に教えていることに感動しました。ただし、対象の子供が限定されているような気がしました。(時間的経済的など、親もASDの時など)(成人 保護者) ・ PEERSの方法論としての完成度は感じた。ただ、講師の先生も言われていたが、対象を選ぶ必要がある方法であるとは思った。通級のコミュニケーションの分析がベースなんですね。(中学生 保護者)

・ このようなSSTが公立の学校でできるようになることを願いたいと思いました。 (成人 保護者)

Q5)今後取り上げてほしい講義内容がありましたら、お書きください。
・ 家族に対するCBT、カサンドラ症候群の予防。(中学生 保護者)
・ 青年期だけではなく、成人版も見てみたい。(成人 保護者) ・ 発達障害のある人の就労支援の現状(特別子会社の制度・課題)をケースで学びたい。 (高校生・大学生・院生 保護者)

Q6)今後、当会の活動に期待すること、ご意見などをお書きください。
・ 社会において発達障害に対する注目度が上がっていると思うので、石川でも窓口があることを知らせていってほしい。(中学生 保護者)

・ 応援しています。ありがとうごございました。(高校生・大学生・院生 保護者)

*アンケートの内容を、当会の広報活動に利用することに「はい」の返事・・・その他 15名
Q1)あなたの立場
・ 小学校教諭 1名、大学教員 1名、相談員 2名、行政関係 1名、学生1名、
医療関係者(指導員 1名、ST 1名、言語聴覚士 2名、)、
福祉関係者(ST1名、放課後デイ 3名)、その他 1名 

Q3)今回のセミナーを何でお知りになりましたか。
・ アスペの会石川ホームページ 0名
・ アスペの会石川から郵送されたチラシ(メール) 5名
・ チラシ(教育プラザ 1名、障碍者支援センター 1名、職場 1名)
・ 勧められて(親 1名、アスペの会ディレクター 1名、会社の方 1名)
・ その他(石川県言語聴覚士会メールングリスト 2名、ST県士会メーリングリスト1名
  その他1名 )

Q4)セミナーに参加されて心に残った内容・疑問・感想などをご自由にお書きください。
・ セッションの中で大事なバスワードについて、何度も繰り返し取り上げ、ご本人がご自身で考える中で、身に着けていくというやり方が印象的でした。(福祉 ST)

・ バスワードを共通語にするということは、普段のかかわりの中でも、取り入れていけると思いました。(言語視聴覚士)

・ 幼児中心に療育を行っているので、すぐにPEERSの実践の機会はあまりないかもしれませんが、担当している子供たちが、今後の人生で出会う問題として、友達づくりを考え、具体的なアドバイスを行うときに念頭においておきたいと思います。(医療 ST)

・ PEERSプログラムを初めて知りました。当事業所に通う知的に高く、衝動性の少ない子供に会うが、数は少ない。スタッフのテクニックが高く必要になると思う。(放課後デイ)

・ PEERSに関しては、参加する人が動機・理解力・表現力を持っていることが条件になると理解できました。友達を作ることのメリットをどのように説明しているのかということを聞いてみたかったが、質問を出しそびれました。プログラムへのニーズは高いと思うので、今後の発展を期待します。(相談員)

・ ロールプレイが分かりやすくて、いいなと思いました。行動のリハーサルや保護者セッションの実際場面も見たかったです。(言語聴覚士)

・ 友達がいないと思っていました。しかし、話し方によって妙な気まずさが改善されることもあると、よくわかりました。実践していきたいと思います。(学生)

・ PEERSプログラムはとても興味深かったです。本を読んで実践できればと思います。(小学校教諭)

・ セッション内容の一部を紹介して頂いたが、その中で私たちが普段意識せずに行っている行動もASDの子供たちにとっては難しく、支援が必要となるということを改めて感じました。また、青年後期、青年期向けプログラムに、とても興味を持ちました。(その他)

・ 自分は日ごろの会話で「取り締まり」を頻繁にやっていたかもしれない。ASDの名が除かれるのは、その通りだと思った。(大学教員)

・ 「コミュニケーションは科学である」という言葉はとても印象的。苦手なのではなく、わからないため、学ぶことができるもの。定型の方も、発達に特徴がある方も、みんな学ぶ必要があると思いました。(放課後デイ)

・ ひとつひとつの言葉・行動・態度に対して、具体的にどうしたらいいのか提案していくことが大切だと改めて、感じました。取り上げられているテーマ、バスワードがとてもぴったりで、タイムリーであることが、心強いです。(相談員)

・ 行政の場では(20代との対応)手帳の必要性の有無、サービス利用の検討など、生活が送れるかの内容が多く、「友達を作る」といった、生きていく上で、非常に重要なテーマについての支援がはなかなかできておらず、具体的な内容でスキルを習得する方法があることを知り、参考になりました。(行政関係)

・ 思春期のコミュニケーションで悩みを抱えていらっしゃるASDの方への支援を行うことが多いので、大変参考になりました。(放課後デイ)

Q5)今後取り上げてほしい講義内容がありましたら、お書きください。
・ 今後もソーシャルスキルについて、あるといいです。(言語聴覚士)

Q6)今後、当会の活動に期待すること、ご意見などをお書きください。
・ ご本人・ご家族だからこそ、行政や社会に訴えていけることがあると思います。これからも長く活動を継続していっていただければと思います。(福祉 ST)

・ 応援しています。(相談員)

*当日の質問用紙への記載事項・・・その他 11名
・ 僕は今、発達障害を改善・克服しようとしています。そのため思い出・事務所を一掃中です。Young-AdultProgramをぜひ受けたいのですが、どうすればいいでしょうか?

・ 来年度の4月よりPEERSの実践(有料)と案内に記載されていましたが、青年期も対象になりますか。

・ ASDの方以外で社会性に問題があるお子さん(方)とは、具体的にどのような方が対象になっていますか?言語能力としては、年齢相当の力が必要ですか?

・ SNSのような対人関係へも、子供は応用できますか?親も発達障害もしくは、その傾向があるときにも、同じようなアプローチでよいのですか?

・ 会話のターン(相手に話すタイミングや話す量のバランスの理解も大切かと)や興味のない話題でも適切に相槌をうつ必要があることなど、ASDの人には、わかりにくいと思いますが、そのようなことを扱うセッションはありますか?

・ バズワードが具体的に言うと、どのように生かされてくるのかが、知りたいです。ロールプレイなどと関りがあるのでしょうか。もしよかったら教えていただきたいです。 ・ 実際に行いたいと思った場合に、資格などは必要なのでしょうか?研修などの情報はどこで知ることができるでしょうか?リクルート対象ではない子には無理なのでしょうか?

・ 週1回、90分間のセッションということでしたが、例えば、週2回行うことも可能でしょうか?

・ グループの組み方はどのようにされていますか(人数・年齢など)知的に遅れのあるお子さんがグループに参加したりしたことがありますか?子供向けプログラム、保護者向けプログラム、個々のご家庭での進捗状況はスタッフさん同士で情報のすり合わせなどされていますか?プログラム実施中は達成度などはどのように評価されていますか?保護者指導が難しいことなどありますか?サイドミーティング以外に対応されていることはありますか?

・ 利用されている方の子供の層は知的に高い?アセスメントはどうやっているのか?運営費用はどこから出ているのか?

・ 今日のお話の中にありましたが、現在小学4年のアスペルガーの男子です。友達が家に遊びに来た時でも、各々が自分も好きなゲームをしたり、ネットをしたりしています。友達は定型発達の子でも、同じ障害の子でも同じです。遊びに中で交わっていけるようにするには、どのように声掛けをしていけばいいかと思っています。

以 上